2011年07月28日 14時06分

観光庁も応援! コスプレで復興支援

 世界中のファンから一目置かれている日本のコスプレ文化を東日本大震災の復興支援につなげる取り組みが、20代女性たちが設立した「復興支援コスプレ委員会」にて行われている。同委員会の活動には観光庁も後援という形で協力。溝畑宏観光庁長官も「コスプレは日本が世界に誇る観光資源」と同取り組みに応援メッセージを寄せている。

 国内のみならず世界中で日本のマンガやゲームをテーマにしたイベントが開催されているが、その中でも特に注目されているイベントがコスプレだ。

 同委員会では初年度に全世界を対象に1万5000人の会員を募集。会員の年会費や7月30日から全国で展開するコスプレイベントで生まれる収益の一部を、震災復興義援金に充てる。

 イベントの開催場所は主に公共施設や大学キャンパス、全国に800校弱存在するという廃校など。公共施設を有効活用するだけではなく、2日連続での開催を基準にすることで周辺の宿泊施設や飲食店などを利用する人が増えることによる地域活性化、訪日観光客誘致につなげる狙いも。そのほか、コスプレイヤーたちが子どもたちに衣装を貸し出したりメイクなどを施す親子撮影会も被災地を中心に実施していく。

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