2011年09月27日 15時58分

中村獅童、香川照之の歌舞伎界入りを歓迎「共演させていただきたい」

中村獅童 (C)ORICON DD inc. [拡大する]

中村獅童 (C)ORICON DD inc.

 歌舞伎俳優の中村獅童が27日、都内で行われた『第2回雑誌大賞』発表会に出席した。来年6月に新橋演舞場で行われる『六月大歌舞伎』に出演することが明らかになった俳優の香川照之について中村は「以前から映画やテレビで観ていて、素敵な役者さんだと思っていた。我々にとっても、香川さんが歌舞伎の舞台に立たれるのは楽しみです」と歌舞伎界入りを大歓迎。今後、同じ“歌舞伎役者”として「機会があれば、ぜひ共演させていただきたいです」とラブコールを送った。

 香川の柔軟な演技力を称賛した中村は「悪役から2枚目まで、いろいろな可能性があると思います」と想像をふくらませ、「あれだけ素敵な演技をする方なので、歌舞伎の演劇でそれをぶつけていただければ、素晴らしいものになると思う」。それでも、香川の女形だけは想像できないようで、「女形はちょっと…。香川さんが嫌がりそうですけどね」と苦笑した。

 流行を生み出した雑誌に贈られる『TREND MAKE MAGAZINE賞』を受賞した料理雑誌『男子食堂』(KKベストセラーズ)で、“料理男子”として連載を持っている中村は「(離婚して)料理を作らなきゃいけない状況に追い込まれてるだけです。これからも、独身男性とバツイチ男性に勇気を送りたい」と自虐的にコメント。一方で、現在交際中の一般女性にも手作り料理をふるまっていることを明かし「喜んでくれていると思います」とノロけた。

 同賞は、雑誌業界の活性化を促すために今年2月に設立され、100誌の編集長と100名の書店員が『この一冊は凄かった!』と思う雑誌を選出。『第2回雑誌大賞』には、コピーライター・糸井重里氏の特集が組まれた『BRUTUS』4月15日号(マガジンハウス)がグランプリを獲得した。

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