2011年10月11日 19時08分
ドライブ専用“リコメンド型”音楽配信サービス誕生
(左から)ETスクウェア代表取締役・小林幹士氏、イーライセンス代表取締役・三野明洋氏、豊田通商取締役社長・加留部淳氏、豊田通商執行役員・岡本康氏、豊通エレクトロニクス代表取締役・青木厚氏 (C)ORICON DD inc.
豊田通商、豊通エレクトロニクス、イーライセンス社は11日、都内で自動車向け音楽配信事業会社「ETスクウェア」の設立記者会見を開催した。19日よりWi-Fiを使った自動車向け音楽ストリーミングサービス『music-Chef(ミュージックシェフ)』を開始するほか、同日より専用タブレット端末『レリビィ』(オープン価格)を発売する。
“ドライブ時のBGM”に特化した同サービスはドライブ時の季節や場所、走行状況などからおすすめの曲が流れてくる点が特長で、各音楽ジャンルのほか、VERBAL(m-flo)、MINMIなどのアーティストのほか、小林克也、はるな愛、デーブ・スペクターなどがさまざまなジャンルの“音楽ナビゲーター”を担当しおすすめの曲を紹介。
楽曲配信だけでなく、文化放送『走れ!歌謡曲』、ニッポン放送『オールナイトニッポン』など各番組のヒット曲を集めた特集企画なども用意されているほか、気に入った曲が流れたときに“Favoriteマーク”をタッチすることでユーザーの好みを学習していく機能も備わっている。
同サービスはスマートフォンや『レリビィ』を車につなぐ必要があり、車を走らせている状態でのみ利用可能。同サービスに参加するレコードレーベルはEMIミュージック、エイベックス・マーケティング、日本コロムビア、ビクターエンタテインメント、フォーライフミュージックエンタテインメント、ポニーキャニオン、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンなどで、今後も参加レーベルを拡大していく予定だという。
同サービスの料金は1泊2日350円、7泊8日600円、月額1000円。