「妨害続いている」グリーとKDDIがDeNAを提訴

緊急会見で、DeNAを訴訟したことを発表したグリーの田中良和社長 (C)ORICON DD inc. [拡大する]

緊急会見で、DeNAを訴訟したことを発表したグリーの田中良和社長 (C)ORICON DD inc.

 携帯電話向けゲームサイトのグリーは21日、都内で緊急会見を開き、「au one GREE」を共同提供しているKDDIと共にディー・エヌ・エー(DeNA)に対し「不法行為に基づく損害賠償」を求める訴訟を東京地裁に提起したと発表した。損害賠償額はグリー9億円、KDDI1億5000万円の10億5000万円以上。

 今年6月9日、グリーにゲームを提供しないようゲーム会社に圧力をかけ、要請に従わない場合は『モバゲータウン』のサイトにリンクを掲載しないなどの妨害があったとし、公正取引委員会よりDeNAに対して独占禁止法違反に基づく排除措置命令が下っていた。

 しかし同社は8月に同命令が確定してからもゲーム提供会社に対する圧力や妨害が続いていると認識。会見に出席したグリーの田中良和社長は「ゲーム提供会社だけではなく、サーバー提供会社、広告代理店などからも相談を受けていた」と明かし、今回の提訴は「(他企業とも)共同でやっていくことも考えられるが、DeNAからの報復行為を恐れて参加できない企業も多い」とコメント。「インターネット産業は日本の経済をけん引していく責務がある中で、このような違法行為があるのは問題」と訴えた。

 また、DeNAのプロ野球参入が注目される中での提訴となったことについて田中社長は「8月に命令が確定し、専門家の方々と準備を進め本日そろっただけでそれ以上の意味はない。球界参入の件についてわれわれは申し上げる立場にない」としながらも、「違法行為を行っても競争相手に勝てばいいという会社であることは危惧している」と語った。

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