2012年01月10日 16時02分
Acuraに若者層向け小型セダン〜北米国際自動車ショー
北米国際自動車ショー(米国ミシガン州デトロイト)で初お披露目された『Acura』の新型3モデル
ホンダは9日より開幕した2012年北米国際自動車ショー(米国ミシガン州デトロイト)にて、『Acura』の新型3モデルを公開した。発表されたのは1990年〜2005年に製造されていた高性能スポーツカー・NSXの後継車「NSXコンセプト」のほか、若者層向けの小型セダン「ILXコンセプト」、2代目となる新型「RDX」の3タイプ。3モデルはすべて米国内で生産し、「ILXコンセプト」と「RDX」は2012年春、「NSXコンセプト」は2014年の発売を予定している。
若者層に向け新たに投入された「ILXコンセプト」は、2.0Lおよび2.4L 4気筒ガソリンエンジンと、『Acura』では初めてとなる1.5Lハイブリッドエンジンの3タイプを採用。2代目となる新型「RDX」は、従来モデルよりもホイールベースやトレッドを広げたほか、従来の2.3L 4気筒DOHC i-VTECターボエンジンから3.5L V型6気筒ガソリンエンジンに切り替えた点が特徴。
同社は今後、『Acura』各モデルのラインアップ構成を見直しながら、今後3年間で全モデルを一新。これまで展開してきた北米と中国でのブランド強化に加え、2013年以降はアラブ首長国連邦、サウジアラビア、ロシア、ウクライナなどにも拡大していく。