2012年01月20日 12時19分
東京都が「インフルエンザ流行入り」宣言
東京都は19日、インフルエンザの流行入りを宣言した。都内に419ある定点医療機関からの今月9〜15日の患者報告数が、流行開始の目安となる「1医療機関あたり1.0人」を超え3.22人になったため。同期間、インフルエンザによる臨時休校を行った学校は幼稚園が1校、小学校が3校、中学校が3校となる。
なお、昨年9月5日から今月15日までにインフルエンザによる集団感染が発生した学校などの施設は27ヶ所で、21検体の遺伝子検査を行ったところAH3亜型(A香港型)が16件、B型が2件、陰性が3件となった。
都は流行入りを受け「流行状況等の迅速な把握、感染予防の周知徹底などの対策を実施していく」としている。