2012年02月08日 11時15分

LIXIL、エコ意識浸透で“断熱タイプ”のリフォーム商品が2倍の伸び

 2010年に施行された住宅エコポイント制度。その施行以降窓の断熱リフォームが人気を集めているが、建材・設備機器の製造・販売を手掛けるLIXILの玄関リフォーム商品「リシェント」が2011年12月時点で対前年度(2010年4月〜12月比)で約150%の販売ペースとなっている。なかでも同商品の“断熱タイプ”の販売伸び率は約2倍となった。

 断熱タイプの販売動向に対し同社は「(消費者は)寒さ対策のほか、エコ・省エネ・節電の意識が高くなっている」と分析。冬場、家の熱の約50%が窓や玄関などの開口部から逃げてしまうが、断熱タイプに切り替えることで家全体の断熱性能がアップ。それにより暖房効率も上がり、節電効果も期待できる。

 一般的に玄関の替え時は20年といわれており、バブル期に建てられた住宅がちょうどリフォーム時期を迎えていることも「販売好調の後押しになっている」(同社)と説明。また、1日で工事が完了するスピード感も人気のひとつとなっているようだ。

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