2012年02月22日 11時23分
癒しと安眠サポートに効果 さくら色の室内照明
シャープが3月16日より発売する『さくら色LED照明』
シャープは21日、さくら色を搭載したLED照明3機種を3月16日より発売すると発表した。現代人の悩みである“睡眠の悩み”に着目し研究を重ねた結果、さくら色のあかりが寒色や暖色に比べて癒しや安眠サポート効果があることがわかり、発売に至ったという。同社は「おやすみ前に約1時間“さくら色”のあかりを浴びることで、気持ちが癒され、寝つきや目覚めが良くなるといった効果があります」としている。
同社は2009年よりカラーLED照明による人への影響について研究を開始したところ「“薄紅色(さくら色)”は幸せを感じさせる色」という結果を得た。その結果を元に今回の製品の開発に着手。2011年には臨床試験受託会社に試験を依頼し、“さくら色”の照明に癒や安眠サポート効果があることを実証した。
照明は寒色から暖色までの10段階調色に加え、「八重桜」と「ソメイヨシノ」の2種類の“さくら色”を搭載。また、起床から夕食、就寝など一日の生活サイクルに合わせて色や明るさを自動的に変化させる「エコあかリズム さくらプラス」も備えている。
同商品はオープン価格。同社は月間生産台数1万5000台を計画している。