2012年02月23日 11時17分

トヨタ、「安全運転支援システム」の公道走行実験を実施

トヨタが行う「インフラ協調による安全運転支援システム」イメージ [拡大する]

トヨタが行う「インフラ協調による安全運転支援システム」イメージ

 トヨタ自動車は22日、交通事故低減を目指す「安全運転支援システム」の公道走行実験を、3月より愛知県豊田市で実施すると発表した。豊田市内の交通事故多発交差点4ヶ所に路側無線装置を設置し、車両に搭載したセンサーでは検出困難だった右折車の死角に入った対向直進車や横断中の歩行者の存在情報を通知。車両側に搭載された実験用の車載システムで受信し、音やディスプレイでドライバーに情報提供する。

 トヨタの高度道路交通システム(ITS)を使ってドライバーに知らせる安全運転支援システムの開発を行っているが、今回は警察庁が推進し、社団法人 新交通管理システム協会の実証実験に参画する形で実施。トヨタ社員の通勤車両等40台を使い、5月まで3ヶ月間行う。また、今年後半には対象者を一般市民に拡大して実験する予定。

 今回の実験は従来の光ビーコンを通じて所定のポイントで情報提供されるシステムを進化させたもので、ITS周波数として総務省から昨年12月に割り当てられた700MHzの電波を利用する。

 同社は今回の公道実験を通じ、さまざまな運転状況でのドライバーの運転行動データを収集、分析することで「インフラ協調システムによる事故低減効果を予測し、当該システムの開発に活かしていきたい」としている。

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