2012年03月06日 15時44分

トヨタ「86」初月受注台数目標の7倍 上級グレードの納車は9月以降に

トヨタの小型FRスポーツカー「86(ハチロク)」(GT・オプション装着車) [拡大する]

トヨタの小型FRスポーツカー「86(ハチロク)」(GT・オプション装着車)

 トヨタ自動車は6日、今年2月に発表した小型FRスポーツカー『86(ハチロク)』の受注台数が、発表後約1ヶ月間で月間販売目標の7倍となる約7000台になったと発表した。今後注文した場合の納車目安は「RC」「G」は5月以降、上級グレードの「GT」「GT“Limited”」は9月以降としている(5日時点)。

 富士重工業との共同開発車である『86』は80年代に“ハチロク”の愛称で親しまれ、モータースポーツや漫画『頭文字D』の主人公の愛車としても登場するAE86型カローラレビン・スプリンタートレノにちなんで名づけられた。

 トヨタにとっては2007年の「MR-S」生産終了後、5年ぶりとなるスポーツカーで、富士重工と共同開発した水平対向+D-4Sエンジンやスポーツカーの美しさを活かしたスタイリング、超低重心FRパッケージならではのハンドリングなどが特徴。発売日は4月6日だが第42回東京モーターショー2011(2011年12月2日〜12月11日開催)出展などで正式発表前から注目を集め、同時期にお披露目された富士重工の「スバルBRZ」、ホンダ「NSXコンセプト」と共に話題となった。

 なお、現段階での受注状況は上級グレードの「GT」「GT“Limited”」が人気となっており、納車時期についても「G・RCグレードよりお時間をいただいております」(同社)という。

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