ホンダ、インドネシアに四輪車の新工場を建設

　ホンダは15日、インドネシアのジャカルタ近郊にあるカラワン工業団地内の既存工場敷地内に、年間生産能力12万台の新四輪車工場を建設することを決定したと発表した。新工場は2014年に稼働を開始する予定。既存工場の6万台と合わせ、18万台の四輪車生産を行う。

　新工場建設のための投資額は約3兆1,000億ルピア（約270億円）。タイとインドで発売している、アジア市場向け『BRIO（ブリオ）』などの小型車を生産する予定で、同社は「拡大を続けるインドネシアの小型車市場やASEAN諸国などへの輸出を見据え、生産能力の増強を図るとともに、さらなるラインアップ拡充を図っていく」としている。

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