高齢化、肥満化原因? ペットの療法食市場・保険市場が拡大〜富士経済

ペット関連市場は犬や猫の高齢化やアレルギーなどをうけ食事療法食が伸びてきている [拡大する]

ペット関連市場は犬や猫の高齢化やアレルギーなどをうけ食事療法食が伸びてきている

 “ペットは家族”という言葉が定着し、医療の向上や食餌の充実、飼育環境の変化などで、犬や猫も高齢化や肥満、アレルギーなど人間と変わらない悩みが出てきている。富士経済がまとめた国内ペット関連市場の調査結果によると、ペット飼育頭数の伸び悩みを背景に各市場が前年比横ばい状態となる中、食事療法食やペット保険は拡大傾向にあるという。

 同社によると、2011年のペット関連市場は前年比0.1%減の3946億円とほぼ横ばい。ペット飼育頭数の伸び悩みが背景にあるとみられ、市場の17%を占めるペットケア用品が前年比1.5%増となったが、もっとも市場を占めているペットフードが同0.2%減に。ペット生活用品が同2.0%減となった。

 その一方、腎臓や肝臓、消化器などのサポート、減量、アレルギーなどに対応した食事療法食の2011年市場は同3.2%増の161億円と増加。本来療法食は動物病院で処方されるものだが、近年は「ペットの飼育頭数の伸び悩みや不況の影響などで来院頭数が減少した動物病院が食事療法食をインターネットで安価に販売するケースも見られ、販売単価が下落傾向にある」(同社)という。また、ホームセンターやドラッグストアでも安く販売されているため、販売単価が下がっている点や手に入れやすくなっている点も市場を伸ばしていると推測される。

 ペット保険の2011年契約件数は同18.2%増の60万8850件で、登録代理店数は同6.8%増の2990店に。カーディーラーや生損保代理店も参入するなど動きが活性化していることが理由にあるとみられているが、同社は「欧米と比較すれば加入率はまだ低く、ペット保険会社各社は営業活動の推進と共に、メディア露出の拡大によって認知度向上を図っている」と分析している。

 同調査は2月21日〜24日、国内在住15歳以上の犬・猫オーナー計600人を対象にインターネットを使って実施している。

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