2012年10月05日 19時18分
食材でF1を表現 ピレリ社のレシピ本
タイヤメーカー・ピレリ社のレシピ本『Miles and Meals』でも紹介されている、F1のスターティングゲートをイメージしたメニュー (C)ORICON DD inc.
F1世界選手権にレース用タイヤを供給しているイタリアのタイヤメーカー・ピレリ社の日本法人・ピレリジャパンが今月、F1日本グランプリ開催(5〜7日)にあわせイタリア大使館で記者会見を開催し、日本GPの見どころや同社製品のPRなどを語った。その中では同社がゲストに配っているというレシピ本『Miles and Meals』を紹介。実際のメニューも会場内で披露された。
同レシピ本はレースで世界中を飛び回り、1日に180食、1年間に2万1600回提供している同社の食事を紹介する意味で制作されたもの。トマトやパスタ、チーズ、魚介類など気軽に手に入る食材を使ったメニューを、タイヤやレーシングカー、レース中の一幕を表現した芸術的なビジュアルで紹介。会場にもカニやエビ、塩、メロン、ウニなどを使用したアーティスティックな“メニュー”が並び、来場者の関心を集めた。
また、市場向けタイヤについて、アジアパシフィック マーケティングダイレクターのジョバンニ・アンジェロ・ポンツォーニ氏は高級車向けに力を入れていくとコメント。工場施設や研究開発、製品展開に今後も注力していくと述べた。