オリコン・エナジー、マグネシウム電池関連の早期製品化に向け特許譲り受け

 オリコンの連結子会社オリコン・エナジーと日本素材は3月11日、東北大学、産業技術総合研究所、日本素材の3者が共同で出願中のマグネシウム燃料電池製造に関する6件の国内特許のうち、日本素材持分を譲り受けることで合意した。オリコン・エナジーは、マグネシウム発電の研究者で知られる東北大学名誉教授、小濱泰昭氏が設立したStoM社と昨年11月、資本業務提携契約を締結し、マグネシウム関連製品の早期の製品化を目指した取り組みを開始したが、これを機に、他企業との連携もスムーズに運ぶようになる。

 今回譲渡される特許群に関してオリコン・エナジーは、StoM社へ当該実施権を独占的に許諾する方針。6件のうち、発明の名称が「マグネシウム燃料電池」については、同電池を実用化するうえで必要な基本特許といえるもので、関連する周辺技術についても共同で研究開発を行っていく。

 マグネシウムは地球上で8番目に多い元素であり、海水中に0.13%の割合で含まれていることから資源として豊富。今回の特許群にはマグネシウムの新しい製錬方法も含まれているが、この新技術を用いることによってエネルギー消費や二酸化炭素の排出を低く抑えられる点も注目される。

 日本では地震などの災害の備えとして、安全かつクリーンな電源が求められているが、マグネシウム燃料電池は非常用電源としての特長を備えるとみられているため、次世代の高容量電池として期待されている。

 なお、6件の特許内容の概要は次のとおり。

1 マグネシウム燃料電池
2 発電システムの運転方法
3 マグネシウム製錬方法
4 石灰窒素を用いたマグネシウム製錬方法
5 非公表
6 非公表

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