DeNA会長・春田氏、球界参入から立ち入り検査まで! 舞台裏を全告白

横浜DeNAベイスターズの初代オーナーを務めた春田真氏 [拡大する]

横浜DeNAベイスターズの初代オーナーを務めた春田真氏

 DeNA会長で横浜DeNAベイスターズ初代オーナーの春田真氏が11日、初の著書となる『黒子の流儀』(KADOKAWA)を発売した。2011年に世間を騒がせた球団買収をはじめ、楽天との確執、公正取引委員会の立ち入り検査に及んだ事件の全容などを赤裸々に告白。同社の顔として表舞台に立ち続ける現オーナーの南場智子氏を支え続けた春田氏の全歴史と舞台裏が語られている。

 ゲーム会社というイメージを一変させた、第1章『球界参入』に始まり、春田氏の生い立ちを綴った第2章『銀行時代』、そして第3章『ベンチャー』、第4章『DeNA事件簿』と続き、最終章『野球への想い』の、全5章で構成されている。

 球界参入に関する記述のなかで、強烈な暴露話ともいえるのが、『予期せぬ障壁出現』だろう。春田氏は、まだ歴史も浅く、インターネット企業が参入することに対して、アレルギー反応が起こることは予測していたというが、「主力とする事業は異なるものの、同じインターネット業者に所属する楽天による反対はまったく想定していなかった」と回顧。

 また、楽天側が参入阻止の動きを見せる度に、マスコミからコメントを求められた春田氏だったが、なぜ沈黙を貫いたのか? 島田オーナーの当時の対応は? そして『なぜ楽天は参入に反対したのか』。その理由について、春田氏は「球団を持つことによるメリットの大きさを自身の体験からよく理解されていたからではないか」と、大胆な推測を披露している。

 このほか、第4章ではDeNAの名前を全国区にした『モバゲーの誕生』から、社会問題となった事件、さらには『公取委による立ち入り検査』に発展した事件についても赤裸々に記述。続く『巧みな尋問』や『検査員との攻防戦』では、公正取引委員会が、実際にどのようにして検査対象者を追い詰めていくのかが鮮明に描かれ、映画のワンシーンのような迫力がある。

 今年1月に同球団のオーナーを辞任、6月の株主総会でディー・エヌ・エーの取締役退任をすでに発表している春田氏。同書は、今だからこそ明かした同社の成長と苦闘の歴史が詰まった1冊といえるだろう。23日には、東京23区内で出版記念講演を行う(※「カドカワオフィシャルストア」での同書購入者を抽選で50人を招待)。

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