2007年09月19日 11時00分

部屋探しの重点、東と西の違いとは?

グラフはこちら

 住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME'S」が首都圏、京阪神在住の、過去1年以内に賃貸物件への住み替えを経験した18〜59歳の男女を対象に、「部屋探しの重視点」について調査したところ、首都圏では【月々の家賃】が重視されているのに対し、京阪神では【一時金費用の総額】がより重視されていることがわかった。

 【月々の家賃】に関して「重視した」という人の割合が、京阪神は62.1%なのに対し、首都圏では70.5%。これは首都圏の、契約時の一時金の相場が月々の家賃の6ヶ月分(敷金、礼金(とも2ヶ月分)、手数料家賃、前家賃)と言われており、首都圏在住者の重点が月々の家賃に向けられるのも頷ける。

 一方【一時金費用の総額】の重視度の違いに目を向けると、「重視した」という人の割合が、首都圏は32.2%なのに対し、京阪神は39.2%という結果に。京阪神では、首都圏の敷金・礼金の変わりに“保証金”を払うという考え方が主流で(京都は除く)、この保証金の相場は、家賃の6〜8ヶ月。さらに、手数料や前家賃がかかるケースもあり、例えると、7万円の部屋を借りるためには、一時金だけでも70万円ものお金が必要ということになる。京阪神地域で一時金の総額が首都圏よりも重視されているのは、そのためだろう。

■調査対象
インターネット調査(HOME'S調べ)https://www.homes.co.jp/'SのHP
http://www.homes.co.jp/







CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について