2007年09月29日 12時00分
進化する家電、女性からは「もっと便利に」の声
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一昔前では考えられなかったような、便利グッズが溢れる現在。しかし、日用品や家電製品が日々進化しているとはいえ、「もっと便利になるのでは?」という期待は尽きないもの。そこでオリコンでは「将来もっと便利になって欲しい日用品や家電」についてアンケート調査を行ったところ、1位は【パソコン】(16.0%)だった。
かなり進化してきたともいえる【パソコン】だが、「まだ不便」(愛知県/40代/男性)と、まだまだ便利さを期待する声は多い。具体的には「こんなにでっかい装置ではなく、もっとコンパクトになって欲しい」(大阪府/30代/女性)と小型化を望む人や、「脳で思ったことを文字に変換できる機能」(神奈川県/20代社会人/男性)など、キーボード以外の入力方法を望む声などが寄せられた。
そして女性からの希望が多かったのが2位の【掃除機】(11.5%)と3位の【洗濯機】(10.4%)。家事で頻繁に使うものだけに「もっと便利になって欲しい」と思う女性が多いのも納得。【掃除機】は「隅々まで、勝手に掃除してくれると助かる」(神奈川県/30代/女性)といった女性が多いなか、男性からは「音が大きすぎる」(福岡県/40代/男性)と、休みの日に掃除機の音で起こされるお父さんの様子が浮かぶ回答も。
また、【洗濯機】は「クリーニングでないとダメな衣類も洗えるようになって欲しい」(埼玉県/30代/女性)という、すぐにでも実現化されそうなものから、「洗濯、乾燥した後に、衣類がたたまれて出てきたらすごく便利だと思う」(東京都/30代/女性)など、究極の洗濯機の姿まで、女性の期待度はかなり高いよう。
その他にも【ゴミ箱】「自動で分別して欲しい」(神奈川県/20代社会人/女性)、【ドライヤー】「一瞬で乾くようになって欲しい」(東京都/20代社会人/女性)、【衣服】「温度調節可能な、季節に左右されない快適な衣服があればいいなと思う」(茨城県/40代/男性)など、SF映画に出てきそうなハイテクのアイデアがたくさん寄せられた。昨今のテクノロジーの発達の早さを考えると、近い将来にはこれらのアイデアの中から実現化するものが出てくるかもしれない?
(2007年7月19日〜7月23日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1,000人にインターネット調査したもの)