2008年01月31日 11時00分

桜前線の開花予想スタート

 今月29日(火)より、早くも「春」「桜」「お花見計画」というキーワードで、気象協会がWEBサイト「tenki.jp」と携帯サイト上で、桜(ソメイヨシノ)の開花予想を始めた。気象庁発表の3ヶ月予報によると、今年の開花は、西日本の温暖な地域では平年並みになりそうで、その他の地域では、早まる所が多くなる見込みだ。

 日本気象協会の担当者は、桜の開花について「ソメイヨシノは、“休眠打破”というプロセスを経て開花します。この桜は冬の間、一度、眠りにつきます。十分に寒くなった後で、暖かくなることで開花に至るのです」と桜と気温の関係を明かした。今年、暖冬の西日本では、桜の“休眠打破”がスムーズにいかず、開花は早まらないのでは、と予想している。

 日本全国59地点の開花日はもちろんのこと、満開日も発表してくれるというから「お花見計画」にも役立ちそう。また、携帯サイトでは『さくらと気象の豆知識』というコンテンツも展開しており、桜がどんな状態であれば「開花」と呼べるのかという定義や「桜日和」はいつかなど、桜に関する“雑学”を分かりやすく解説してくれている。まだまだ寒い日が続くが、このサイトは、ひと足早く春の訪れを感じさせてくれる。

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