2008年03月18日 11時00分

花粉症の人が支持する“ヨーグルト”の効き目

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 穏やかな気候が続き、春の足音を感じるこの頃。ファッションにお花見にと、ワクワク感を抑えきれない人も多いのでは。一方で、花粉症の人にとっては気温が暖かくなるほど花粉の飛散にうんざりさせられる季節。オリコンでは、花粉症を自覚している方を対象に『飲食による花粉症対策』についての調査を実施。その結果、54.0%(複数回答可)と半数以上の票を集めたのは【ヨーグルトを食べる】こと。ダイエット、料理の隠し味など、さまざまな形で利用されるヨーグルトだが、花粉症に悩める人々の支えにもなっているようだ。

 花粉症に限らず、アレルギー体質の人は腸内のバランスが乱れていることが多いといわれているが、その腸内環境を整えてくれるものとして一般的によく知られているのが【ヨーグルト】だ。「1年間、某乳酸菌飲料を毎日1本欠かさず飲んでいたら、格段に症状が軽くなった」(愛知県/30代/女性)、「完全には治らないが、一時的に症状が治まったから」(神奈川県/専門・大学生)など、その効果を実感したとの意見が集中した。また、「おいしくて簡単! 苦なく続けられる」(静岡県/中・高校生/女性)というのも1位人気の大きな理由の1つといえそうだ。

 2位は【お茶を飲む】(48.3%)こと。お茶の種類としては主に“甜茶”、“ルイボスティー”、“べにふうき緑茶”があげられ、「寝る前に飲んで朝起きると、すごく鼻通りが良くて体調もいい気がしています」(東京都/20代社会人/男性)などのコメントが寄せられた。また、ヨーグルト同様に「摂取が簡単だから」との声も。続く3位は【シソを摂取する】(14.8%)ことで、「料理で美味しく食べられるから」(茨城県/20代社会人/女性)のように、調理方法によって豊富に楽しめる点が魅力のようだ。

 その他4位は、日本独特の発酵食品である【納豆を食べる】(10.8%)こと。5位には、花粉症対策以外にも何かとその効果が話題の【黒酢を摂取する】(3.4%)がランクイン。

 また、同時期に調査した『飲食以外で試している花粉症対策』の結果では、【目薬をさす】、【部屋の掃除をする】、【空気清浄機を使用する】などの方法が人気を集めた。

 まだまだ続く花粉の猛威。ただ、こういった効果はあくまで個人差があるものなので、一概に「効き目アリ」と断定的なことは言えないが、花粉に苦しめられている人の中には、ランキング上位に登場した対策に心当たりのある人も少なくないのでは?

(3月6日〜3月10日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、中高生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1,000人にインターネット調査したもの)


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