2008年03月18日 15時00分

6万5千人が選んだベスト・ムービーでわかった“ジョニデ”人気


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ジョニー・デップ(1月9日、映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』来日記者会見の様子)

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 学生たちにとっては、もうすぐうれしい春休み。そんなお休みのお供にDVDでゆっくり映画を楽しむなんていかが? CDV-JAPAN(日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合)では、『心に残るマイベストムービー』についての映画ファン投票を実施。65,000人もの投票で「外国映画部門」1位に輝いたのは、【パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち】。3位にも、同シリーズの【ワールド・エンド】が続き、主人公ジャック・スパロウを演じた、ジョニー・デップの人気のほどがうかがえた。なお、映画ファンを対象にした今回の6万5千人もの投票数は、20年前にNHKが視聴者を対象に行った映画アンケートに次ぐに日本映画史上2番目の規模となった。

 【パイレーツ〜】シリーズは3部作に渡って公開され、どの作品も大ヒット。また、展覧会やパイレーツ検定が行われるなど、一躍“海賊ブーム”を巻き起こし、映画ファンならずとも多くの人をうならせた作品のようだ。2位には、ブルース・ウィリス主演の【ダイ・ハード4.0】がランクイン。こちらも第4弾を迎えた人気シリーズで、壮大なアクションシーンは人気の理由の1つと言えそうだ。

 4位は、1994年に劇場公開された【ショーシャンクの空に】。感動を誘うこのヒューマン・ドラマは、いつまで経っても色褪せない名作と言えそう。続けて5位は【スパイダーマン3】、9位には【トランスフォーマー】が登場。共にCGを駆使した迫力の闘争シーンは圧巻。

 続いて「日本映画」部門を見ていくと、1位に輝いたのは【ALWAYS 三丁目の夕日】。東京タワー建設中の昭和33年を舞台に、慎ましくも笑顔の絶えない日々を送る人々の姿を描いた感動作で、懐かしさを感じさせる映像は世代を超えて愛されていそう。昨年公開した続編のヒットも記憶に新しいところだ。

 2位は、昨年大ブレークした新垣結衣主演の【恋空】。ケータイ小説が話題を呼び映画化、若い世代を中心に多くの人の涙をそそった。3位は、手塚治虫原作のマンガを映画化したスペクタクル巨編【どろろ】。そのほか、4位には【ただ、君を愛してる】、5位は【劇場版 HERO】が登場。外国映画部門に比べ、日本映画部門は多ジャンルの作品がランクインした。

(07年12月1日〜31日、CDVJ加盟全店による全国のビデオレンタルユーザー、映画ファンに向けて行った調査結果を(1人1票の投票で、65,000人が回答)、外国映画、日本映画、劇場アニメ、TVドラマ、TVアニメの5部門にわけて集計したもの)


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