2008年06月02日 15時00分

藤岡弘、サンゴ絶滅の危機に警鐘鳴らす 「環境ドラマがもっと増えて欲しい」

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 俳優・藤岡弘、が2日(月)、東京・渋谷のNHKで行われた環境ドラマ『僕の島/彼女のサンゴ』の会見に出席。絶滅の危機にある沖縄・石垣島のサンゴ礁について「こういうドラマがもっと増えて、多くの人に関心を持って欲しい」とコメントするなど、失われつつある“自然”について警鐘を鳴らした。

 同局では、今月5日の『世界環境デー』にあわせて3日間、『SAVE THE FUTURE 2008』として特別編成が組まれる。そのプロローグとして制作される同ドラマでは全編オール石垣島ロケを敢行。美波演じる突発性再生不良性貧血に苦しむ詩織がサンゴ礁の美しさや島の人々の優しさに触れ合いながら、生きるパワーをもらうという内容となっている。

 地元の民宿を経営するオヤジ役で出演する藤岡は、「自然のなかで生きるとやっぱり優しい気持ちになれたり、ゆとりが持てたりする。自分の“都会的”な考えと常に葛藤してましたね」とコメント。

 また、撮影で初めてナイトダイビングを経験した美波は「2年後、4年後とサンゴ礁の産卵を自分の目で見たい」。ダイビングのインストラクター役を演じる田中圭も「マンタを見れなかったのは残念だが、撮影をきっかけにゴミの分別などを意識するようになった」と、地球環境に対する意識が変わったことを明かしていた。

 環境ドラマ『僕の島/彼女のサンゴ』は6月6日(金)夜10時より放送。

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