2008年07月20日 06時00分

渋谷の街に「人間自動販売機」が現れる

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 “人間自動販売機”とでも言うべく奇抜なパフォーマンス集団が19日(土)、東京・渋谷の街に突如として出現した。笛の音色に合わせてサンプリングを行ったり、自動販売機に変身するパフォーマーたちに、渋谷の町を行き交う通行人たちも驚きの表情を見せた。

 同パフォーマンスアート『スポーツ用品自動販売機モデル“Urban Camouflage 4(UC4)”』は、スポーツとライフスタイルを融合させる「PUMA RUNWAY(プーマ ランウェイ)」を展開しているスポーツメーカー・プーマと、作品が街の中に溶け込むアート「新カクレンボ大作戦」でSICFグランプリを受賞したアーティスト・月岡彩氏のコラボレイトにより実現した。

 道行く人々にカタログのサンプリングを行うパフォーマーたちは、笛の音が聞こえると履いているスカートをめくりあげて自動販売機に変身。再び笛が鳴ると何事もなかったかのように元の格好に戻り、サンプリングを始めるという早業を披露。その予想外の動きとスピーディーな変身に、思わず立ち止まる通行人も多かった。

 月岡氏は「素材や色遣いなども含め、ファッション性の高い作品になって満足です」と述べ、プーマも「デジタルや過激な広告物が多い中、アナログの良さを打ち出したかった」とコメント。斬新でユニークなパフォーマンスは、三連休初日の渋谷でひときわ異彩を放っていた。

 同パフォーマンスは20日(日)、21日(月・祝)にもマルイシティ渋谷、マルイJAM渋谷、PARCO part1など、渋谷各所で開催。また、同社のモバイルサイトで同パフォーマンスの映像ビデオを公開している。


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