2008年07月23日 10時00分
アジア最大級のデザインの祭典『グッドデザインエキスポ2008』詳細決定
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グッドデザイン賞の選考を行うアジア最大級のデザインフェア『グッドデザインエキスポ2008』の詳細が決定した。今年度からイベント名称を変更したほか、同賞の応募テーマを「消費者の目線に立ったデザイン」に改定し、約2300点が展示する。また、会期中はステージイベントやワークショップなども多数展開され、来場者参加型の“デザインの祭典”としての側面を強めていく。
グッドデザイン賞は1957年に創設された歴史ある賞。過去にはソニーのペットロボット「AIBO」、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」、三洋電機の充電式電池「eneloop (エネループ)」などが受賞している。同賞は今年度から、応募テーマを「身体・生活領域」「産業・社会領域」「移動・ネットワーク領域」「新領域」の4テーマに設定。「近未来ユーザーの視点」をポイントに加えるなど、新しい理念で審査を行うという。
また、同フェアではグッドデザイン賞ノミネートデザイン数千点の展示のほか、長く愛され続けているデザインを対象とした「ロングライフデザイン賞」も実施。新作のみならず、定番の人気デザインが一堂に会するのも魅力だ。
ステージイベントでは話題のインタラクティブ楽器「TENORI-ON」も登場。演奏テクニック講座やミュージシャンによる同楽器の演奏が行われ、これら展示風景やステージの様子は東京工科大学メディア学科の生徒たちがライブ中継を行っていくという。
また、インターネットショッピングサイト「amazon.co.jp」ではノミネート作品を集めた特設ページが設けられ、展示されている商品をその場で購入することも可能。“見て、参加できて、買える”デザインの祭典。デザイン重視のアイテム選びはもはや当たり前の時代とあって、装い新たとなった同フェアには多くの来場者が見込まれる。
同フェアは8月22日(金)〜24日(日)、東京ビッグサイトで開催。出展内容、ステージプログラムなどは、公式ウェブサイトで順次公開していく。