アイデアを盛り込みデジタルに対抗 “アナログおもちゃ”

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 ゲームや携帯電話、DVDなどデジタル製品のニュースが駆け巡る時代に、さまざまなアイデアを盛り込んだ“アナログおもちゃ”も人気を呼んでいる。従来の遊び方にプラスアルファの要素を加えて新たな楽しみ方を提案し、また、ポイント制を取り入れてユーザー間のコミュニケーションを活性化させたりと、時代にマッチした工夫が見られる点が特長。バーベキューパーティーや海遊びなどの野外レジャーが盛んになる夏。電力を使わず、どこでも気軽に大人数で遊べるアナログおもちゃはさらに注目を集めそうだ。

 「乾杯の際はグラスを目上の人より低い位置にする」「和室に通された際は敷居や畳のへりは踏まない」といった“大人の常識”や“社会人の知識”が書かれた『大人の品格トランプ』。ピーアンドエー社(大阪)が発売しているユニークトランプのひとつだ。東京・晴海で今月行われた『デザイン雑貨EXPO』でも同社のブースには人だかりができ、社員は対応に追われながらも「予想以上の反応にびっくりしている」と嬉しい悲鳴を上げた。
 
 同社製品にはほかにも「あめちゃん」「なんでやねん」など、トランプの中央に大阪弁が大きく書かれている『大阪弁トランプ』、各都道府県のシルエットが描かれた『シルエットトランプ』、トランプの中央に計算式が描かれている『計算トランプ』なども取り扱っており、売れ行きは上々。トランプの用途以外に、雑学クイズとしても楽しめる点が特長で、ユニークな“プラスアルファ”の要素が受け入れられているようだ。

 アナログおもちゃを現代風にアレンジして成功した事例といえば、タカラトミー社の『ベイブレード』だろう。ベーゴマを現代風にアレンジした同商品は、部品を組み替えてカスタマイズできる点が子供に訴求。1999年に発売され、2001年に小学生の間で爆発的なヒットとなった。

 同社は8月9日(土)に4年ぶりの新作『メタルファイト ベイブレード』を発売。通信機能付き液晶ポインターを搭載し、ポイントを奪い合うバトル感と、獲得ポイント数に応じてライセンスを発行するといった達成感などを取り入れた。

 さらに、同社は購入者が無料で使用できる大型の筐体「ガンガンスタジアム ベイ太1号」を全国100カ所に設置するほか、2009年には『ベイブレード』のアニメ放送も開始。小学生はもちろんのこと、前回のヒット時に小学生だった世代や父親世代にもアピールしていく。


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