2008年08月11日 10時00分

10代の小遣いの遣い道、約6割は「CD/DVD購入費」

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 「今月お小遣いピンチなんだよね〜」、友達同士の会話でたまに出てくるこのフレーズ。自分磨きや友達との付き合いなど、人によってお金の遣い道は様々だけど、イマドキの10代はどんなことに遣っているの? そこで、オリコンが14〜19歳の男女に『日常でお金を掛けているもの』についてリサーチした結果(複数回答可)、1位は【CD/DVD】(58.3%)。2位には【ファッション】(52.5%)がランクイン。CDやDVDを視聴することで“感性”を磨いていきたいと考えている人が多いようだ。

 1位となったのは【CD/DVD】。「自分を豊かにしてくれる気がするのでお金が掛かっても構わない」(高知県/18歳/女性)、「素晴らしいものと出会うため」(滋賀県/19歳/男性)というように、この出費は自分の“中身”を磨いていくために必要不可欠だ、と答える人が大多数。また、コレクションする楽しみもあるようで「特に好きなアーティストのものは手元に残しておきたい」(愛知県/18歳/男性)という声も。

 2位は、「洋服選び大好き! オシャレの幅を広げたいから♪」(東京都/16歳/女性)と、特に女性を中心に票を集めた【ファッション】。ただ単に“オシャレを楽しみたい”という意見も多かったが、「気に入った服を着ていると自信が湧いてくる」(神奈川県/18歳/女性)とのコメントも見られ、ファッションは自分のモチベーションをあげていくためにも必要な出費と考えられていそう。

 また、3位は【マンガ・雑誌】(47.7%)。代表的な意見に「ついつい買ってしまう…」(大阪府/15歳/女性)とあるように、特に連載や巻数の多いマンガや雑誌は「一度買うとやめられない!」(石川県/15歳/女性)人が多いようだ。続く4位には【スイーツ・お菓子】(36.0%)が、「友達とよく学校帰りとかに食べに行くから」(大阪府/18歳/女性)などの理由からランクインしている。

 ランキングには【CD/DVD】、【ファッション】などが上位を占め、自分の価値を高めていくことに一生懸命励んでいる10代の子たちの姿が浮かんできた。

(6月27日〜7月1日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中で、14歳〜19歳の男女、各300人、合計600人にインターネット調査をしたもの)


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