2008年09月17日 06時00分

早大志望(?)の松田翔太、マイブームは勉強

主演映画『イキガミ』(9月27日公開)のティーチイン試写会後に特別講義を行った松田翔太  [拡大する]

主演映画『イキガミ』(9月27日公開)のティーチイン試写会後に特別講義を行った松田翔太 

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 俳優の松田翔太が16日(火)、東京・新宿の早稲田大学で主演映画『イキガミ』(9月27日公開)のティーチイン試写会後に特別講義を行った。学生からの活発な質問を受けると「僕も早稲田大学に行きたかった」と笑いを誘って「今、自分のなかで勉強ブーム」と明かした。

 この日、早大小野記念講堂で行われた特別講義には、一般の学生のほか映画や演劇を学ぶ学生たちも多く出席。上映後のティーチインでは、作品製作の経緯から、そこに込められた思い、生と死の意味、また裁判員制度への意見など、松田のほか滝本智行監督、間瀬元朗(原作者)、五郎川陸快(主題歌)ら登壇者それぞれにさまざまな質問が飛び、熱を帯びた質疑応答が行われた。

 同年代の学生たちに囲まれるなかで、参加した大学教授から役作りについて聞かれた松田は「主人公の内面の不安定な部分を演じるにあたり、普段、テレビのニュースなどを見て違和感を感じるちょっとしたストレスをためて現場に挑み、役柄の気持ちとあわせていった」と語った。しかし劇中に登場する“24時間以内の死亡”を通知するイキガミを届ける立場になったら、との問いには「ぜったいに拒否する。デモでも起こします」と話した。

 また、学生に向けてのメッセージを乞われると松田は、自らの英ロンドンでの生活の経験を踏まえて「日本は自己主張をする人が少なすぎてつまらない。日本の文化はカッコいいのだから、それを踏まえてどんどん提示していってほしい」と語った。講義の最後は、五郎川が主題歌を熱唱し、会場を盛大な拍手で包んでいた。

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