2008年10月11日 10時00分

ブログも書きます! 最先端ロボット続々お披露目

バンダイの『ネットタンサーウェブ』  [拡大する]

バンダイの『ネットタンサーウェブ』 

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 世界に誇る日本の「最先端パーソナルロボット」が結集した初の博覧会『ROBO_JAPAN 2008』が、パシフィコ横浜(横浜市・西区)で11日(土)より開催される。100体以上のロボットや関連サービスが紹介される同博覧会には、バンダイの“ブログを書くロボット”(12月発売)や、タカラトミーの“世界最小の人工知能搭載二足歩行ロボット”(2009年春発売)なども初披露される。

 写真撮影やメール転送、ニュース配信、無線操作機能を備えたバンダイの新製品『ネットタンサーウェブ』は、写真を撮影して自動的にブログにアップするロボット。無線LANを使った操作のほか、ブログのコメント欄からも操作でき、「ブロガーだけじゃなく、読者も操作できることで双方向のコミュニケーションが楽しめる」(同社)という。価格は5万円(予価)だが、インターネットからソフトをダウンロードできるため、さまざまな機能をバージョンアップさせることができる。

 人工知能を搭載した世界最小の二足歩行ロボット『ロボキュー』を発表したタカラトミーは、同製品の開発について「小さなボディーに駆動部品と人工知能を入れる、そのレイアウトに苦労した」と語る。サイズは高さが約3.4cmで500円玉程度の大きさだが、ロボットとしての機能は充実。リモコンによる操作のほか、ロボットが自動的に動く“オートモード”、電力が不足するとみずから充電する機能も搭載されている点も特長だ。また、“障害物認識ユニット”が搭載されているため、みずから障害物を避けたり目標物を追いかけるといった動きもできるという。2タイプ計4種類が発売となり、価格は1体3675円(税込)。

 同博覧会にはそのほかにも、コミュニケーションロボット『wakamaru(ワカマル)』(三菱重工業)やセキュリティーシステムロボット『Reborg-Q(リボーグキュー)』(総合警備保障)と触れ合えるブースなどがあるほか、『ASIMO』(ホンダ)のデモンストレーションイベントなども行われる。開催期間は13日(月・祝)まで。

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