JTBが09年の旅行動向見通しを発表〜“近間ドライブ”がキーワードに

■「2009年旅行動向見通し」の表はこちら

 JTBは8日(木)、旅行市場における見通し調査の結果を発表した。09年は経済環境が悪化していることを受け、同社は1泊以上の国内旅行人数が2億9325万人(前年比1.1%減)、平均消費額3万2900円(同2.5%減)、また海外旅行人数は1530万人(同4.4%減)、平均消費額29万5000円(同6.9%減)と予測。それでも、5月と9月に訪れる5連休、横浜開港150周年祭などのイベント開催、新アトラクションがオープンする東京ディズニーリゾートなどから「ガソリン代が今の水準近くで推移すれば、ドライブ旅行者は増加する可能性が高い」と見ている。

 同調査はビジネス・帰郷を含む日本人の旅行(1泊以上)と訪日外国人について、経済動向予測、旅行消費者購買行動調査、観光関連動向等から推計したもの。1981年から調査を行っており、今回29回目となる。

 09年は世界的な経済環境の悪化によりレジャーマーケットも減少。ただし、円高や燃油・ガソリン代の低下、春と秋に2度ある5連休は日本人の旅行環境・心理に好影響を与えることが予想されるという。特に、エコツーリズム、ヘルスツーリズム、ロングステイなど目的やテーマ性が強く、体験的要素を取り入れた新しいタイプの旅行や都市型観光は「経済動向とは関係なく賑わいを見せるものと思われる」(同社)という。

 海外旅行については「2009年は景気変動要素があまりにも大きいため、その推移によって旅行人数は変わる可能性もある」としながらも、ビジネス需要の減少が想定されることからマイナスに予測。ただし、ウォン安による韓国旅行者は増加するほか、「4月以降の燃油サーチャージが廃止もしくは大幅値下げとなれば、ヨーロッパへの旅行が復活する可能性が高い」という。

 そのほか、訪日旅行人数は世界的な経済環境の悪化と急激な円高の影響により減少しており、しばらくはこの状況が続くと予測。ただし、中国からの訪日旅行者増への期待が強いことなどから、年間を通しての旅行人数はほぼ今年並みの830万人(前0.6%減)と推計している。




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