2009年03月10日 12時00分
“別次元”実写版『ドラゴンボール』ワールドプレミア 悟空・ピッコロらキャスト集結
映画「DRAGONBALL EVOLUTION」ワールドプレミアに登場し、舞台あいさつを行ったキャスト陣 (左より)ジェーン・パーク(ヤムチャ役)、ジェイミー・チャン(チチ役)、田村英里子(マイ役)、チョウ・ユンファ(亀仙人役)、ジャスティン・チャットウィン(孫悟空役)、エミー・ロッサム(ブルマ役)、ジェームズ・マースターズ(ピッコロ大魔王役)、関めぐみ(セキ役)、ジェームズ・ウォン監督
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米ハリウッドで実写映画化された『DRAGONBALL EVOLUTION』のワールドプレミアが10日(火)、東京・日本武道館で行われ、孫悟空・ブルマ・亀仙人らを演じた主要キャストが顔をそろえた。原作からかなり“逸脱”した内容とも公開前から話題を呼んでいる同作だが、悟空の前に立ちはだかる女戦士・マイを演じた今や“ハリウッド女優”の風格漂う女優・田村英里子も「別次元のドラゴンボールになっております」と改めて説明を加えた。
舞台あいさつでは、最初に孫悟空役のジャスティン・チャットウィンが「日本が大好き。日本という国がなければこのすばらしい作品は生まれなかった。感謝します」。最も興奮していたのはピッコロ大魔王役のジェームズ・マースターズで、ドラゴンボールの世界観を再現するため「命を張りました」と何度も雄たけびを上げた。
ジェームズ・ウォン監督は「『ドラゴンボール』生誕の地ともいえる日本に来ることができて本当にうれしい。原作者の鳥山明先生なくしてこの物語は生まれなかった。この映画を作れたこと、みなさんに観ていただけることを嬉しく、喜びに思っています」と話した。また、セキ役で出演した日本人女優・関めぐみも登壇し「この映画に携われたことを感謝します」と喜びを語った。
『週刊少年ジャンプ』での連載を終え、アニメ放送も終了して今もなお世界的人気を誇る日本発の人気漫画『ドラゴンボール』。実写映画化の上映場所に選ばれたのは、日本伝統の武道の大道場であり、日本のエンタテインメントの殿堂でもある日本武道館。会場にはコスプレ姿のファンも含め6200人の観客と、ゲストとして招かれた森下千里、武蔵、ライセンス、渡辺裕之・原日出子夫妻、魔裟斗・矢沢心夫妻がメイド・イン・ハリウッドの『ドラゴンボール』を見届けた。