2009年04月01日 18時00分

エイベックスとドコモの“携帯電話専用TV局”、『BeeTV』本格始動

BeeTV設立について説明を行う松浦勝人社長  [拡大する]

BeeTV設立について説明を行う松浦勝人社長 

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 エイベックスとNTTドコモによる合併会社「エイベックス通信放送」は都内で1日(水)、同社が運営する携帯電話専用放送局『BeeTV』の番組制作発表会を開催した。エイベックスの松浦勝人社長は「この20年、音楽はパーソナル化してきた。これからは映像もパーソナル化するのではないかと思った」と同事業の設立動機を述べるとともに、モバイル映像コンテンツの需要と可能性について言及。さらに、「誰でも携帯電話だけで100%満足できるコンテンツ」と同局の展開に自信をのぞかせた。

 モバイル向け動画配信サービスを行う、携帯電話専用放送局『BeeTV』は、エイベックスが持つコンテンツ制作技術、タレントマネジメント能力と、ドコモの通信インフラ技術、携帯端末開発力などを活かして展開。2〜10分程度の番組作りや、タレントのバストアップを多用した映像など、「携帯電話の画面サイズや利用シーンを考慮した番組尺、撮影手法、編集手法を取り入れた番組となる」(同社)という。

 『BeeTV』では、ドラマや音楽、バラエティなどのオリジナルコンテンツを多数展開していくとのことで、この日も、ドラマ『40女と90日間で結婚する方法』(10分×12話)出演の市原隼人飯島直子、『KOI☆AGE〜恋するアゲハ〜』(8分×14話)出演の小西真奈美木下優樹菜、『トゥルルさまぁ〜ず』(3分×36話)出演さまぁ〜ずあびる優、トーク番組『和田アキ子最強バトル!』(3分×12話)出演の和田アキ子らが会場に登場した。

 同局の開局は5月1日。ドコモの公式サイトとして提供される。なお、視聴可能な携帯電話は「10M iモーション」対応機種となる。

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