新人作家・湊かなえさんの『告白』が本屋大賞受賞

『第6回本屋大賞』大賞に選ばれた『告白』の著者・湊かなえさん  [拡大する]

『第6回本屋大賞』大賞に選ばれた『告白』の著者・湊かなえさん 

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 全国の書店員が選ぶ第6回2009年本屋大賞の発表会が6日(月)、都内で行われ、大賞受賞作に湊かなえさんの小説『告白』(双葉社)が選ばれた。湊さんは「フィクションの世界にしかない素晴らしさがあると思って、小説を書いているけれど、フィクションを超えたところに今日のような日があるなんて・・・。現実も素晴らしい」と受賞の喜びを語っている。

 出版業界の活性化を図るため、書店の店頭から盛り上げていこうと始まった『本屋大賞』。年に1回全国の書店員が“一番売りたい本”を投票で選ぶもので、今回が第6回目となる。

 過去の受賞作は、第1回大賞受賞作『博士の愛した数式』(小川洋子著)、第2回『夜のピクニック』(恩田陸著)、第3回『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(リリー・フランキー著)、第4回『一瞬の風になれ』(佐藤多佳子著)、第5回『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎著)。同賞の受賞とともに話題となり、本の売上部数を大きく伸ばしただけでなく、すべての作品が劇場映画化あるいはテレビドラマ化もされている。

 今回の受賞作『告白』は、湊さんが作家デビューするきっかけとなった第29回小説推理新人賞受賞作「聖職者」を第一章として、その後、第六章まで加筆して長編小説として刊行されたもの。湊さんは「小説として完成した作品ですが、映像で表現したならば、きっと違った世界を見せてくれると思うので、ぜひ、観客として作品を見てみたいですね」と小説の映像化に期待を寄せた。

 湊さんは、6月中旬に第3弾の長編小説『贖罪』(東京創元社)を刊行予定。「5年後も作家であること、5年後の代表作が今回の『告白』だけでないことを心に誓って、今日をスタートと思って頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。

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