2009年05月07日 15時00分
トム・ハンクスが3年ぶり来日 早くもダ・ヴィンチ・コード第3弾を直談判
ロン・ハワード監督、主演のトム・ハンクス、ヒロインのアイェッレット・ゾラー、プロデューサーのブライアン・グレイザー (C)ORICON DD inc.
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今月15日に全世界同時公開される映画『天使と悪魔』のジャパンプレミア出席のため来日したロン・ハワード監督、主演の米俳優トム・ハンクスらが7日、都内で記者会見に臨んだ。ハワード監督は『アポロ13』(95年)以来14年ぶり、ハンクスは3年ぶり6回目の来日。ハンクスの関心はすでに次回作に及び「5本でも6本でも続編が作りたいんだ」と、ハワード監督とプロデューサーのブライアン・グレイザーに必死にアピールした。
原作の推理小説が全世界で4000万部の大ベストセラーとなり、映画化された『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第2弾。前作でレオナルド・ダ・ヴィンチの暗号に挑んだ、ハンクス扮するハーバード大の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授が、今作ではガリレオの暗号と対峙する。
ハンクスは「シャーロック・ホームズのように知的で、インディー・ジョーンズのような普遍的なヒーローの要素を持っている」とラングドン教授役がお気に入りの様子で、映画のシリーズ化を熱望。さらには「東京に戻ってきて、4日間くらい作品について語りたい」と次回作のプロモーションにまで話がふくらんだ。
原作者のダン・ブラウンはシリーズ第3弾『The Lost Symbol』を書き上げたばかりで、映画化は時間の問題か、今作の反響次第か。世界興行収入7億5000万ドルの驚異的なヒットを記録した「前作を超える作品を作りたかった」とハワード監督。今作ではサイレント映画の手法から最先端のCG技術まで、全てを取り入れて謎解きのサスペンスを映像化。「観客はまるでローマで冒険しているような感覚に陥るだろう」と自信たっぷりに話していた。