2009年06月15日 15時00分

“生活水準の高い”世界都市ランキング1位は「チューリヒ」、3位に「東京」

■ランキング表はこちら

 欧米、アジアなど世界82都市で発売されているグローバル雑誌『MONOCLE(モノクル)』は12日(英・ロンドン編集部より発行)、今年で3回目を迎えた「世界で最も生活水準の高い都市 TOP25」を発表した。【東京】(日本)は2007年の4位、2008年の3位に続き、今年も3位をキープ。一方、1位を獲得したのは、昨年4位から急浮上したスイスの【チューリヒ】で、高品質な住宅、欠点のない公共交通網、さわやかな湖などが高く評価されている。

 同ランキングは07年の創刊以来、毎年恒例で行われている企画。交通、住宅事情や教育に関してだけに留まらず、建築デザインの質や新規ビジネス参入のしやすさ、国際便の数、映画館の数。さらに今年からは、飲食やアパレル業界におけるグローバル企業店舗の進出率や、自然あふれる場所へのアクセス時間などを考慮し、独自のユニークな視点で選出した。

 昨年同様3位の【東京】は、同誌読者で世界中を頻繁に行き来するビジネスマンに人気の都市。世界でもトップクラスの効率的な公共交通システム、都市の緑化計画に対しての意識の高さが評価されるポイントとなった。日本の都市ではそのほか、16位に【福岡】、22位に【京都】がランクインを果たしている。

 今回初めての登場となったのは、17位の【オスロ】(ノルウェー)。一昨年16位、昨年はランク外で、今年20位に再びランキングされたのは【オークランド】(ニュージーランド)で、文化遺産の景観や、住民公共サービスへの活発な投資が批評のポイントとなった。

 同企画が掲載される合併号は、ロンドンで6月17日、日本では6月下旬に発売の予定。


■禁無断複写転載
※無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、ブログ、携帯電話)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。


CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について