2009年07月23日 06時00分

ローソンチケットが配給事業に進出 9月上旬にクラプトンのライブを劇場公開

配給事業第1弾作品の『エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン』 (c) Danny Clinch/ Class Act TM  [拡大する]

配給事業第1弾作品の『エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン』 (c) Danny Clinch/ Class Act TM 

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 チケット販売などの業務を主に展開していたローソンチケットは今月20日、社名を「ローソンエンターメディア」に変更した。また、同社は同時期にコンサートや演劇、スポーツなどの作品を劇場で上映する配給事業進出を発表。第1弾として、人気ギタリストのエリック・クラプトンとジェフ・ベックのコンサートを劇場公開する。

 ローソンチケットは全国のローソンに設置されている端末システム「Loppi」やインターネットなどを利用してチケット販売を行っているほか、無料情報誌の配布、グッズ企画販売などを展開。今年3月にアイ・コンビニエンスと合併し、7月に前述の社名に変更。事業の幅を広げるため、配給事業への進出へとなった。通常のコンサートや演劇は観客数に限りがあるが、同社は「(劇場で公開することで)より多くの方に感動を味わっていただきたい」と配給事業への意気込みを語る。

 配給第1弾となる『エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン』と『ジェフ・ベック ライヴ・アット・ロニー・スコッツ』(2本立て)は、劇場の音響システムにあわせて再生システムを構築した「cine sound ver.」で、「家庭では再現不可能な大音量、巨大スクリーンに映し出される映像を含めると実際のライブ以上の迫力と臨場感が味わえる」(同社)という。

 『エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン』・『ジェフ・ベック ライヴ・アット・ロニー・スコッツ』は9月26日より全国で公開。

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