映画『アバター』シガニー・ウィーバーら来日会見

来日会見に臨んだ映画『アバター』のキャスト(左からゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー)とプロデューサーのジョン・ランドー氏  [拡大する]

来日会見に臨んだ映画『アバター』のキャスト(左からゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー)とプロデューサーのジョン・ランドー氏 

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 第22回東京国際映画祭でスペシャルプレゼンテーションとして特別招待されたジェームズ・キャメロン監督の最新映画『アバター』のキャスト、プロデューサーが来日し、18日に都内で記者会見を開いた。同作は現在も製作中で、作品の内容についてほとんど明かされていない状況にあるが、プロデューサーのジョン・ランドー氏は「編集の最終段階。もちろん、12月18日の全世界公開には間に合います」と余裕たっぷりに陽気な笑顔をみせた。

 会見にはほかに、14年ぶりに来日した女優、シガーニー・ウィーバー、『ターミネーター4』に出演していた俳優サム・ワーシントン、『スタートレック』に出演していた女優ゾーイ・サルダナが出席。

 キャメロン監督と組むのは、1986年の映画『エイリアン2』以来となるシガニーは「キャメロン監督が注ぎ込んでいる時間と努力には本当に感嘆させられる。彼は12年間映画を作ってこなかったけれど、この映画のために3Dカメラを開発し、普遍的なテーマを持った壮大なストーリーを考え、見たことがない風景、植物、クリーチャー、そして私が演じた植物学者をはじめ、すべての登場人物を創り上げた。頭の中で想像したものを世界の人々に見せようとして作った素晴らしい映画です」と作品を紹介した。

 キャメロン監督が構想に14年、製作に4年を費やしている同作は、“最後に船は沈む”ということがわかっていた前作の『タイタニック』とは違い、ストーリーも何もかもがキャメロン監督のオリジナル。現在、わかっていることは、この映画のために様々な新技術が開発され、まるで自分が映像の中に入り込んでしまうような感覚をもたらす視覚効果を発揮する3D(立体)映像の作品になるということ。

 その映像を作るために使用された技術が「モーションキャプチャー」と呼ばれるもので、サムによると「僕ら俳優はグレーに塗られた何もないステージで芝居をした。それは解放的な経験で、自分と相手の役者しかいない状況は、演技の本質に戻ることだと思った」という。さらに具体的な話も披露し、「大きな鳥のような生き物と格闘するシーンがあるんだけど、撮影時はゴム製の鳥みたいなおもちゃを相手に、5歳の子どもが遊んでいるみたいだった。それで、ギャラがもらえるなんて犯罪に近いんじゃないかと思ったくらい、楽しかったよ」と会場の笑いを誘った。

 ゾーイも「実写と比べて難しいところもあるのですが、無声映画から声が聞こえるようになり、モノクロからカラーになり、大きく進化してきた映画を新しい段階に進化させる技術だと思いました。照明やヘアメイクにかかっていた時間も必要なくなって、大きな空間で役者と監督がいて芝居をするだけ。子どものころにように無限のイマジネーションを持って演じました」と振り返った。

 さらに、シガニーは「キャメロン監督が開発したカメラのすごいところは、まず、ステージに役者を並べて、マスターショットを撮影するの。次の日、ステージに役者はいないのに、監督はマスターショットから顔のクローズアップや別のアングルからの撮影をしているのよ。カメラがすでにSFよ」と興奮気味に話した。

 ストーリーや実際の映像は、東京国際映画祭で約27分間のフッテージが上映されたのが最大。地球から遥か彼方にある衛星パンドラにある不思議な鉱物“アンオプタニム”を巡って、地球のとある企業と軍隊が、パンドラの住民と争うことになるという話だ。サム演じる主人公・ジェイクは、パンドラと人間の遺伝子から作られた肉体(アバター、分身の意味)に意識を送り込むことで、パンドラの住人と同じように活動することができ、その星で様々な発見と、思いがけない愛を経験する。シガニー演じるグレース博士はアバタープログラムの責任者。ゾーイ演じるネイティリは、パンドラの住人でジェイクとお互いひかれ合うが、異星人と人間が結ばれることは現実的に不可能だ。ランドー氏は「とてもシリアスで、エモーショナルなお話です」。

 また、シガニーはキャメロン監督の情熱を代弁するかのように「監督は『この映画は僕が14歳の時に見たかった映画』だと言っていました。皆さん中にもある14歳の部分に語りかけ、自分で経験できる映画だと思います。さらに、彼は『SFとは、人間であるというのはどういうことなのかを認識させるメディアだ』とも言っていました。そのメッセージは、今の時代にマッチしていると思いますし、娯楽性の中にそのようなメッセージが含まれた映画というのは本当に素晴らしいと思います」と語っていた。

 映画『アバター』は12月18日(金)に世界同時公開。日本では前日の17日(木)に3D特別前夜祭として先行上映されることも決定している。

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