中高生が辞書に載せたい言葉、「為生き」など秀作出揃う

■中高生が辞書に載せたい言葉、最優秀賞10作品


 『明鏡国語辞典』を発行する大修館書店は7日(月)、今年で4回目となる恒例「『もっと明鏡』大賞 みんなで作ろう国語辞典!」の結果を発表した。全国の中高生を対象に国語辞典に載せたい言葉や意味、例文を募集した同企画。昨年は大賞に【ガチ】や【乙男】などが選ばれたが、今年は“トンボ返り”の反意語に近い【蝶々帰りする】や、自分以外の他人の為に生きる【為生き(ためいき)】といった、機知に富んだ作品が続々と登場。思わず“巧い”と膝を叩きたくなる秀作が出揃った。

 今年の参加校は全国528校、合計で7万5,940作品の応募があり、そのなかから大賞50作品、そのうち最優秀作品賞が10作選出されている。大賞は前述以外にも“ネット=網”と言い換え、インターネットで買い物をすることを表わす【網買い】、また常に彼女を欲しがる男性を【あ行(あぎょう)】と形容し、こちらは「あいうえお=愛 飢え 男」と、かなりハイレベルな言葉遊びを盛り込んだ作品も寄せられている。

 そして多感な中高生らしく、恋愛に絡めた作品も多数。たとえ叶わなくてもその想いが自分の大切な人に届いてほしいと願う気持から【想い風(おもいかぜ)】や、事務局おススメ傑作選のなかには、3年以上引っ張る片想いのことを【しつ恋(しつこい)】、さらに携帯電話でのメールのやりとり中に、相手への気持を押さえられなくなった時に使う、首ったけならぬ【指ったけ(ゆびったけ)】など、言い得て妙。

 また、携帯電話に関する言葉が見受けられるのも10代ならでは。電池残量が非常に少ない状態を指す【ヤバケー】、恋人からのメールを待っている時に何度も携帯電話の画面を覗いてしまう【覗携(のぞけい)】、さらに「おはよう」から「おやすみ」まで頻繁にメールを送ってくる人を【ライオン】と呼ぶなど、聞けばクスッと笑ってしまう作品が多数。

 総じて“学生たちだけの今年の流行語”というよりも、むしろ学生達の瑞々しさが閉じ込められた作品が際立つ結果となった今回。今後も学生ならではの感性で作り出される、ユーモアたっぷりな言葉の誕生に期待したい。





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