2009年12月22日 10時00分

入荷待ち店舗続出! 『仮面ライダーW』の変身ベルトが異例の人気

大人気の変身ベルト『仮面ライダーW DXダブルドライバー』  [拡大する]

大人気の変身ベルト『仮面ライダーW DXダブルドライバー』 

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 バンダイが発売する変身ベルト『仮面ライダーW DXダブルドライバー』(税込6825円)が異例の人気となっている。購入希望者が殺到して商品の生産が追い付かず、多くの店舗では入荷待ちの状態。子供からクリスマスプレゼントにとせがまれている“サンタさん”にとっても、クリスマス商戦に“売りたくても売れない”状態のメーカー側にとっても「ただならぬ事態」といえそうだ。

 好調だった前作の『仮面ライダーディケイド 変身ベルト DXディケイドライバー』を上回り、現在「ディケイドライバー対比で120%くらい売れており、年間60万個の販売を見込んでいる」(同社)という同商品の人気に火がついたのは9月の『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)放送開始直後から。作品のヒットに加え、人気となっているのが変身ベルトの細かい仕掛けだ。作中にも登場するUSBメモリ「ガイアメモリ」を本体に装填すると、「ガイアメモリ」の種類によって音声や本体のLEDの発光が異なる点が、子供たちを夢中にさせている。

 5歳の男児を持つ男性も、“異例の大ヒット”に翻弄された1人だ。子供からリクエストされてクリスマスプレゼント用に購入しようと思ったが、出社前・退社後に主要おもちゃ店に立ち寄ったものの全店で入荷待ち状態。千葉県船橋市の大型量販店に入荷するとの情報が入り、開店前に店舗へ向かったものの、そこにはすでに同商品を買い求める人が長蛇の列を作っていたという。

 現在の“現象”について同社は「ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。現在最大生産を行っております」と恐縮しきり。また、今後の流通について同社は「年明けには徐々に売り場に商品が並ぶようになっていく予定」と述べている。

 俳優の桐山漣と菅田将暉がW主演を果たしている『仮面ライダーW』は、“平成仮面ライダーシリーズ”11作目にあたる作品。今月12日からは映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE 大戦 2010』が公開されている。

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