2010年03月03日 10時00分
花粉症の特効薬に支払える金額は平均7,110円、男性の平均額は女性の2倍
より具体的な『花粉症による失敗談』について設問を続けたところ、鼻炎による人前での粗相が圧倒的。「授業中鼻をすする音が・・・」(鳥取県/10代/男性)、「テスト中、ティッシュが使えずマスクには鼻水のシミが・・・(泣)」(静岡県/10代/女性)といった学生らしい手痛いエピソードを語る人や、「たまたまティッシュペーパーを忘れた時に、好きだった子が近くに来てしまい、思いっきり、鼻水を垂らしてしまったこと」(石川県/20代/男性)と、思春期ならではの失敗談も登場した。
そして年齢を重ねると、やはりビジネスシーンでの失敗談がちらほら。「仕事中にくしゃみ鼻水が止まらず、上司から“もう帰っていいよ(笑)”とまで言われた」(大分県/20代/男性)と通常業務がままならない人、また「お客様と話していて、鼻がムズムズ。力いっぱい鼻をかんだら鼻血が出て笑われた」(長野県/40代/男性)という、大事な商談の真っ最中での失態もあった。なかには「信号待ちをしていて、くしゃみをした瞬間に前の車に追突した」(東京都/40代/女性)と、非常に危険な体験談も寄せられた。
先日、鼻炎薬『コンタック 600プラス』を販売しているグラクソ・スミスクラインが発表した意識調査『花粉症による1か月に受ける精神的な負担』において、金額で表した場合【0円以上〜1万円未満】とする人は全体の36.6%、続く【1万円以上〜5万円未満】が33.1%、【10万円以上】と答えた人も14.4%。1万円以上と答えた人は合算で47.5%と、かなりの高額を示す結果となっている。
花粉症の症状は千差万別といえ、ここ数年は発症の低年齢化も問題視されている。夜は熟睡できず、朝から目やにで目が開かず、出勤すれば鼻づまりで頭がぼぉーっとする。女性なら何度もメイク直しが必要となり、いざ、症状を緩和しようと薬を服用すれば、ときに眠気が襲ってくる……。日常生活もままならなくなる花粉症だが、未だ根本的な治療法が見出されておらず、一刻も早い特効薬の誕生を望む声は後を絶たない。
【調査概要】
調査時期:2010年1月21日(木)〜1月25日(月)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女、各125名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
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