2010年03月09日 13時00分

バンクーバー冬季五輪、“感動指数”1位は浅田真央 〜国母選手も知名度上昇

最も“感動した”と支持された浅田真央選手 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

最も“感動した”と支持された浅田真央選手 (C)ORICON DD inc. 

■“感動指数”“知名度指数”など結果一覧

 産業能率大学のスポーツマネジメント研究所は8日、バンクーバー冬季五輪をテーマに実施した日本代表選手に関するアンケート結果を発表した。『感動指数』部門では同大会で女子フィギュアスケートで銀メダルを獲得した【浅田真央】選手が1位に挙がり、『競技感動指数』でも【フィギュアスケート】がトップ。同大会において、いかほど期待と声援が浅田選手に送られていたかを伺える結果となった。また『知名度上昇指数』ではスノーボードの【国母和宏】選手が1位に。こちらは“服装問題”が大きな要因と考えられるが、次大会では競技における明るい話題を期待したい。

 弱冠・19歳にして五輪初出場ながら、すでに世界にその名が知られていた浅田選手。好敵手である韓国のキム・ヨナ選手の存在、そして周囲から寄せられるメダル獲得へのプレッシャーなど、さまざまな心の葛藤を乗り越えリンクに立った彼女の姿は多くのファンを魅了した。演技終了後は大粒の涙を見せたが、翌日の会見では晴れ晴れとした笑顔を浮かべ、すでに4年後の五輪への意欲を覗かせた浅田選手。氷上の演技だけでなく、スポーツ選手らしい爽やかな彼女の振る舞いすべてが“感動した”と賞賛された。

 その他、『活躍満足指数』では、スピードスケートで銀メダルに輝いた【長島圭一郎】選手が、また『評価上昇指数』はスピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルの【穂積雅子】選手トップとなった。穂積選手は今月5日に今回の功績が称えられ“千歳市民栄誉賞”を受賞するなど、一躍時の人として話題を集めている。

 今回のバンクーバー大会では、残念ながら金メダルの獲得数はゼロという結果となったが、メダル以上の大きな感動が刻まれた冬季五輪。次回、2014年にロシアで開催されるソチ冬季五輪では、選手たちの動向や活躍にますます期待が寄せられるだろう。

【調査概要】
調査対象:20代〜60代まで各10年代で男女各2,000名、合計2万人(五輪前)
     20代〜60代まで各10年代で男女各100名、合計1,000人(五輪後)
分析対象:バンクーバー冬季五輪の日本代表に設定された全94選手
     バンクーバー冬季五輪の全15競技
調査時期:1月29日〜2月14日/五輪前 3月1日/五輪後
調査方法;インターネット調査
調査機関:産業能率大学スポーツマネジメント研究所





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