百貨店の灯、またひとつ消える… 伊勢丹吉祥寺店本日閉店〜38年の歴史に幕

14日午後7時をもって38年4か月の歴史に幕を下ろした伊勢丹吉祥寺店  [拡大する]

14日午後7時をもって38年4か月の歴史に幕を下ろした伊勢丹吉祥寺店 

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 近年の“百貨店不振”の波にのまれ、閉店が決定していた伊勢丹吉祥寺店(東京都武蔵野市)は14日、最後の営業を終え、38年4か月の歴史に幕を下ろした。閉店時には正面玄関前に従業員が整列し、吉田栄一吉祥寺店店長は「私どもは昭和46年より営業を続けて参りました。本日、閉店させていただくことになりましたが、私どもの思いはひとつ。アイ・ラブ吉祥寺です!」と挨拶。“地域密着型”ならではの言葉に、閉店の瞬間を見守る来店客や地元住民からは温かい拍手と「お疲れ様」「ありがとう」の言葉が飛んだ。

 同店は武蔵野市の誘致により1971年にオープンし、以来、周辺地域の買い物スポットとして営業していた。しかし、百貨店業界の低迷や近隣エリア店舗との競争激化により売り上げ不振が続き、三越伊勢丹ホールディングスの構造改革の一環で2009年5月に閉鎖が決まった。なお、跡地は複合商業施設となり10月オープンが予定されている

 閉店1時間前に報道陣の取材に応じた吉田店長は、店舗の歴史を振り返りつつ最近の吉祥寺の発展と近隣店舗含めての激戦区化していた状況をあげ、「お客様のご要望にお答えすることができず本日閉店することとなり、申し訳なく思います」とコメント。また、「吉祥寺の街に育てていただいた私たちの思いをお客様にお伝えするべく、本日最後の最後まで精一杯努めさせていただきます」と語った。

 百貨店の閉鎖は2010年に入ってからも相次いでおり、1月には丸井今井室蘭店(北海道室蘭市)、松坂屋岡崎店(愛知県岡崎市)などが閉店。また、松坂屋名古屋駅店(愛知県名古屋市)、四条河原町阪急(京都市京都府)、西武有楽町店(東京都千代田区)なども年内の閉鎖を発表している。

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