2010年03月30日 06時00分

ライバル会社の名前を連呼? 西友のCMが話題に

インパクトのある“歌詞”が話題を呼んでいる、西友のCM『新生活のうた』編  [拡大する]

インパクトのある“歌詞”が話題を呼んでいる、西友のCM『新生活のうた』編 

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 「♪せいゆう〜にとり〜あえ〜ずいけや」という歌声に乗せて外国人夫婦が家具・雑貨類を購入する、西友のCM『新生活のうた』編がTwitterなどで評判になっている。印象的なメロディーもそうだが、話題の中心は「“ニトリ”や“イケア”などの名前を言っている?」というもの。西友の広報によると、今回のCMの中で歌っている歌詞は「西友にとりあえず行けや」だそうだが、ライバル会社の名前をもじったCMは日本ではあまり見られないだけに、視聴者の間で強烈なインパクトを放っている。

 CMの企画意図について問い合わせたところ、同社は「新生活に向けて、西友に来ていただければ、生活用品一式が低価格で揃うということをお客様に知っていただき、まず西友に行ってみようと思っていただきたいというメッセージが込められています」とコメント。

 同社は“KY(価格安い)”をテーマに、食品はもちろんのこと、日用品や衣類、家電製品、家具・雑貨類などもリーズナブルなプライベートブランド品を続々と発表しているが、スーパーマーケットのイメージは根強い。そこで、「衣・住・食の全てのカテゴリーの様々な商品が低価格で揃う場所だということを、お客様にインパクトがある形でご紹介したい」(同社)という思いから、個性的なCMの企画に至ったという。

 このCM『新生活のうた』編以外でも、「俺は絶対都会の暮らしに負けねぇ〜!」と絶叫するストリートミュージシャンが登場する『負けねェ』編、空港ロビーを舞台に繰り広げられる『ムーンウォーク』編など、西友は昨今、インパクトのあるCMを立て続けに打ち出しているほか、WebサイトではCMに登場する外国人夫婦を登場させたミニゲームも展開。このような同社の施策は、メインターゲットの主婦層はもちろんのこと、総合スーパーへ行く機会が少ない若い世代にも受け入れられているようだ。

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