2010年04月13日 15時00分

大人も楽しめる知育玩具続々〜室内で星を眺める望遠鏡も登場

バンダイが5月29日に発売する望遠鏡型天体観測シミュレーター『ハイパー テレスコープ〜天体図鑑〜』 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

バンダイが5月29日に発売する望遠鏡型天体観測シミュレーター『ハイパー テレスコープ〜天体図鑑〜』 (C)ORICON DD inc. 

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 子どもの知識欲と好奇心、遊び心を満たすだけでなく、大人も楽しめる知育玩具が次々と発売されている。バンダイは13日、室内で天体観測気分を楽しめる望遠鏡型天体観測シミュレーター『ハイパー テレスコープ〜天体図鑑〜』を5月29日に発売すると発表。家族みんなで天体観測気分を楽しめる同商品は国立天文台の縣秀彦氏が監修。イラストやNASAや国立天文台、ハッブル宇宙望遠鏡の写真を用いた天体解説などもあり、本格的に学べる点が特長だ。主なターゲットは小学生だが、大人向けの科学学習誌が注目を集める今、“楽しく学べるサイエンストイ”は幅広い世代から注目されそうだ。

 “世界初のテレビにつなぐ地球儀”という特長が大きな注目を集め「2009年おもちゃ大賞」でイノベーション・トイ部門を受賞した『TV地球儀』も最近話題の“知育玩具商品”のひとつだ。商品とテレビをつなぎ、付属のペンで地球儀をタッチすると、テレビ画面に世界の国々や首都、世界遺産などの情報が表示され、各国の位置を理解すると同時にさまざまな国の特徴を学ぶことができるもので、2009年7月の発売以来、“家族みんなで楽しみながら遊べる”点が話題となった。

 バンダイは2008年6月にミクロの世界をテレビ画面上で楽しめるデジタル顕微鏡『アイクロップス』を発売。商品本体のレンズを見たいものに近付けるだけで約200倍の高倍率で映し出すことができるもので、「好奇心旺盛な子供たちはもちろんのこと、肌や頭皮のチェックもできるので、大人ならではの使い方でも楽しる」(バンダイ)点もポイントとなっている。

 5月に発売される『ハイパー テレスコープ〜天体図鑑〜』も、本体のモニターを覗くだけでなく、テレビにつないで家族全員で楽しめるタイプ。3軸磁気方位センサーと3軸加速度センサーを搭載しており、望遠鏡本体の向き、動きに合わせて実際と同じ位置に天体を再現する。また、本体には1900年から2100年までの約200年分の天体データを収録。日本にいながらパリの星空を楽しんだり、自分の誕生日の星の様子を再現させるなどのロマンチックな使い方も可能だ。

 これら商品の特徴は、個人で楽しむ以外にもテレビに接続することで家族全員で楽しめる点や、“プラスα”の情報を解説することで知的好奇心を満たしている点にある。子どもも大人も新しい発見に出会えるこれら知育玩具は、デジタル技術の進歩も相まって大きく飛躍を遂げている。

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