【新社会人調査】私たちは“○○”世代、「ゆとり」が1位に

■調査結果「私たちは○○世代」一覧

 人材育成コンサルティングのレジェンダコーポレーションが、今年4月に入社した新社会人1,417名を対象に意識調査を実施し、その結果を発表した。「自分たちの世代を何と呼ぶか?」という設問では、自由回答にもかかわらず【ゆとり】が1位に。「消極的だったり、へこたれやすい」との声があり、世間が抱く“ゆとり世代”へのイメージを自覚している様子。次いで2位には就職難を色濃く反映した【氷河期】と【リーマンショック】が横並びとなり、TOP3には現在の日本が抱える混迷と不況を表わす言葉が並んだ。

 2002年に本格実施となった“ゆとり教育”を受けて育った世代が、この春から社会へと巣立った。これにあたり、雑誌やテレビでは彼らを「消極的」や「指示待ち傾向」と特徴づけ、さまざまな報道がされてきたが、この流れを受けてか【ゆとり】と回答した人のなかには「ゆとりだと言われているし、そう感じる」と、意外にも世間のイメージを肯定する意見が目立つ結果となった。

 一方、就職活動の困難さを表わしたのが2位タイの【氷河期】と【リーマンショック】。2008年の9月、突然飛び込んできた米国のリーマン・ブラザーズ倒産は、長引く不況を一気に加速させ、就職活動中の学生たちには文字通り死活問題となった。「就活が一気に厳しくなった年だった」、「リーマン・ブラザースの経営破綻により、途中から就職氷河期になった」と、懸命に就活を続けてきていた学生たちにとっては忘れられない出来事だったようだ。

 また「仕事も勉強も就活もインターネットに依存しているから」と【IT】(4位)、「ガツガツした人がほとんどいない」と【草食】(8位)など流行語を用いる人も。なかには自らを【養殖】と例え「何かと過保護に育てられてきた。イケスから突然海に放り込まれた魚のような気分だから」と、初めて1人で向き合う“社会”への戸惑いを如実に綴ったネーミングも登場している。その一方で【日本復興】を挙げ「不景気の中、会社に選んでもらった世代。だからこそ、経済の回復発展を狙う」と、向上心に満ちた力強い声も届いている。

 古くは戦前の“昭和一桁”に始まり、戦後の日本復興に奮闘した“焼け跡世代”、“団塊世代”、そして昭和から平成へと年号が変わり、バブルを経て就職氷河期を経験した世代“団塊ジュニア”たちは“失われた世代”とも呼ばれ、時代を象徴するネーミングがその都度つけられてきた。今回1位となった【ゆとり世代】という言葉は、徐々に浸透し始めているとも言えるが、後世“歴史の教科書”にどのようにカテゴライズされるかは、彼らが若い力でマイナスイメージを払拭し、新しい“○○世代”を打ち立てられるかにかかっている。

【調査概要】
調査時期:2010年4月10日(土)〜4月15日(木)
調査方法:インターネット調査
調査対象:2010年4月に入社した新社会人1,417名(男性818名、女性59名)
調査機関:レジェンダ・コーポレーション株式会社


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