2010年06月24日 15時50分
レベルファイブ×ジブリ制作DSソフト「二ノ国」、発売予定日は“行こう二ノ国=12月9日”
スタジオジブリが制作した『二ノ国 漆黒の魔導士』のアニメーション
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レベルファイブが企画・制作、スタジオジブリがアニメーション制作、久石譲が音楽を手がけるニンテンドーDS用ファンタジーRPGゲーム『二ノ国 漆黒の魔導士』の制作発表会が24日、都内で行われた。ジブリが初めて手がけるゲームとあって話題が集まるなか、この日は新たに、正式タイトルのほか発売予定日が“行こう二ノ国”にあたる12月9日になること、さらにプレイステーション3版『二ノ国 白き聖灰の女王』が2011年発売予定で制作されることなども伝えられた。同ゲームの声優は主人公を多部未華子、ヒロインを長澤まさみが務めるほか、大泉洋も起用されている。
同ゲームはある事故で最愛の母を亡くした少年・オリバーが、現実世界とは別の時間軸のもうひとつの現実・異世界の二ノ国に導かれ、妖精らと冒険を繰り広げるファンタジーRPG。オーケストラによる生演奏が壮大な世界観を際立たせる。ソフトのほかにゲーム内でも使用される352ページの魔法指南書『マジックマスター』が同梱され、同書を効果的に使用しながらストーリーを展開していくという新たなゲームシステムも特長で、命ある生き物の心が実体化して幻獣の姿となった300種類以上に及ぶ「イマージェン」を育成し、ともに敵と戦う「イマージェン収集育成システム」も発表された。
レベルファイブが初めて取り組んだ全年齢向けゲームとあって、同社・日野晃博代表取締役社長は「普段はやらないんですけど、スタジオジブリとのコラボレーションなので全年齢の方が楽しめるように工夫している」と自信満々。本を見ながら操作するゲームシステムなどを開発しているため、当初の2009年発売予定から大幅に遅れてしまったことを説明した。また、指南書『マジックマスター』の生産に時間がかかり、初回生産以降の生産がスムーズに行えないことから早めの受注を受け付けることを明かした。
声優陣にはほかに古田新太、八嶋智人、渡辺えり、溝端淳平、黒田知永子が顔を揃えている。
久石譲|多部未華子|星泉(長澤まさみ)|大泉洋|大泉洋 with STARDUST REVUE