2010年08月16日 15時00分

まだまだ猛暑だけど… ユニクロ、防寒肌着『ヒートテック』の発売を開始

ユニクロが16日より発売を開始した、防寒肌着『ヒートテック』  [拡大する]

ユニクロが16日より発売を開始した、防寒肌着『ヒートテック』 

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 “残暑”と言うには厳しすぎる暑さの中、ユニクロは16日、機能性インナー『ヒートテック』の発売を開始した。同商品は機能性とデザイン性を両立させ、昨年は全世界で5000万枚を販売した防寒肌着。今年はトップスのほか、タイツ、ショートパンツ、ソックス、トレンカ、レギンスなどの商品も拡充させて展開する。

 2003年の発売以来毎年進化を続け、累計1億枚以上を売り上げている『ヒートテック』は繊維メーカーの東レとユニクロが共同開発した新素材を使用。伸縮性のある柔らかな素材にもかかわらず、体から出る水蒸気を繊維が吸着し発熱し、発生した熱を外に逃がさない保温効果と1000円前後という価格が支持を得て、冬になると品薄状態が続くほど人気になった。

 また、この大ヒットを受け各社が“保温肌着”市場に参入。イオンの『ヒートファクト』、西友の『エコヒート』、イトーヨーカドーの『パワーウォーム』など総合スーパーもプライベートブランドから機能性肌着を発売し、“ヒート衣料競争”が起こったことも記憶に新しい。

 ユニクロは今年、男性用の『クルーネックT(半袖)』『Vネック(半袖)』(共に990円)、女性用の『UネックT(半袖)』、『キャミソール』(共に990円)、『UネックT(8分袖)』、『タートルネックT(長袖)』、『レギンス(10分丈)』(すべて1500円)など全13アイテムから販売を開始。デザインはもちろんのこと小物類も充実させ、他社との差別化を図る。

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