JT、防府工場を2012年3月末に廃止 操業103年で幕

 日本たばこ産業(JT)は28日、山口県防府市にある防府工場を2012年3月末で廃止すると発表した。国内たばこ市場の減少や競合他社との競争で厳しさが増している現状を踏まえ、効率化を高める。同工場では紙巻きたばこの原料になる“シートたばこ”を製造している。同工場を閉鎖することで国内の“シートたばこ”製造工場はなくなり、今後は海外の自社グループ工場、外部委託先から調達することになる。  “シートたばこ”は葉たばこをシート状に加工処理したもの。紙巻きたばこの香りや味を作り出す原料として、多くの紙巻きたばこ商品で使われている。廃止になる防府工場は1909年に操業を開始し、現在は年間約3000トンの“シートたばこ”を製造している。  健康志向の高まりや受動喫煙防止対策による喫煙場所の減少、2008年3月にスタートした成人識別ICカード『taspo(タスポ)』などの影響でなどで年々喫煙者数が減少。また、10月1日から施行された“たばこ増税”に伴う大幅値上げが喫煙者の懐を直撃しており、9月末までで買いだめに走った人、増税を機に禁煙に挑戦する人が増加した。禁煙補助薬の製造が追いつかなくなり新規患者への処方を延期せざるを得ない事態になっている一方で、たばこの販売数は大幅に減少するとみられている。

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