2010年11月03日 10時00分

女性のデニム、秋冬は“スキニー”が定番化

発売以降ヒットを続けているリーバイ・ストラウス ジャパンの“フィット感”を追求した『リーバイス カーブアイディー』  [拡大する]

発売以降ヒットを続けているリーバイ・ストラウス ジャパンの“フィット感”を追求した『リーバイス カーブアイディー』 

 カジュアルウエアの定番アイテムとして女性たちの間でも深く広く浸透しているジーンズ。女性のジーンズは昨今、“春夏”と“秋冬”でトレンドが異なっている。

 春夏はゆったりとしたシルエットで、裾を巻き上げたデニムをはいている人が多かった。“彼氏や男友達のジーンズを借りたような”ルーズ感から「ボーイフレンドデニム」と呼ばれるこのスタイルは、近年春夏ジーンズの流行にもなっている。サンダル&素足とロールアップしたデニムの裾で足首を細く見せ、Tシャツなどのカジュアルなトップスでもボトムのボリュームでバランスよく見せることができるため、春夏の定番デザインと化しているのだ。

 一方、秋冬はというとスキニーデニムが圧倒的に多くなる。ユニクロがこの秋冬に展開している『レギンスパンツ』は、スキニーデニムのディテールとレギンスのはきやすさを兼ね備えた細身のアイテム。また、リーバイ・ストラウス ジャパンも、現代の女性の体型にジャストフィットする『リーバイス カーブアイディー』を発売した。日本女性6000人を含む全世界6万人の女性たちの体型を分析しスライト、デミ、ボールドの3つのカーブを提案することで「90%の女性にフィットする」(同社)という同商品の発売以降、店頭へ足を運ぶ女性客が増加し「ご試着いただくと高い確率でご購入いただいている」(同社)という人気商品となっている。

 リーバイ・ストラウス ジャパンは「秋冬は足元がブーツ、トップスもロング丈のアイテムなどが多いため、それに合わせる最適のシルエットとして人気が高いです」と秋冬にスキニーデニムが好まれる理由を分析。ただし、「はやっているからといって自分の体型に合わないジーンズを無理にはくと、我慢が必要だったり、ヒップ回りにシワが入ったりと見た目にもスッキリとした印象になりません」と着こなす際の注意も挙げる。

 いまや秋冬ファッションには欠かせないスキニーデニムだが、体のシルエットがハッキリ出るデザインだからこそ、購入時には必ず試着をし、自分の体型に本当に合うデニムを選んだほうがよさそうだ。

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