2010年11月11日 06時00分

年末年始の東海道新幹線に“子連れ専用車両”用意

 JR東海は10日、年末年始の東海道新幹線(東京〜新大阪間)に子ども連れの家族を対象にした「ファミリー専用車両」を用意すると発表した。同企画は高速道路のETC割引への対抗策として今年の夏に初めて実施されたもので、年末年始は期間と本数を増やしている。

 子どもの声や大きな荷物に気兼ねなく新幹線を利用できるうえに渋滞がない点が魅力の“子連れ専用車両”。12月25日〜28日、2011年1月5日〜10日の間、「のぞみ」普通車と「こだま」グリーンに専用車両を設ける。「こだま」を加えたことで利用可能な区間が大幅に拡大し、価格は普通車指定席程度に抑えている。

 同車両の座席は小学生以下の子ども1名以上と大人1名以上を含むグループに限り販売。「のぞみ」では大きな荷物やベビーカーを置いたりゆったりと家族で座れるよう、グループ人数に応じて1〜2席分を無料で提供。また、抽選でプラレールセットなどが当たるプレゼントやドリンク引き換え券などのイベントや特典を用意する。

 同企画のチケットは11日よりジェイアール東海ツアーズで発売。

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