2010年12月05日 10時00分

子ども環境白書に『ゲゲゲの鬼太郎』が登場

表紙や各ページのイラストに『ゲゲゲの鬼太郎』を起用した「こども環境白書2011(平成22年版)」  [拡大する]

表紙や各ページのイラストに『ゲゲゲの鬼太郎』を起用した「こども環境白書2011(平成22年版)」 

 漫画家・水木しげる氏の『ゲゲゲの鬼太郎』が、環境省が年に1回発行している「子ども環境白書2011(平成22年版)」に登場した。NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が人気となり、今年の新語・流行語大賞を受賞した「ゲゲゲの〜」だが、今度はゲゲゲの鬼太郎たちが子どもたちに環境保全の大切さを訴える。

 同冊子では表紙に鬼太郎のイラストを使っているほか、各ページにも鬼太郎や目玉おやじ、ねこ娘、ねずみ男などお馴染みのキャラクターを配置。子どもたちに環境問題を理解してもらえるよう吹き出しを使って、説明文の補足や問題提起を行うなど工夫を凝らした。また、巻末にはドラマ『ゲゲゲの女房』でヒロインを演じた女優・松下奈緒が子どもたちにメッセージを寄せている。

 「子ども環境白書」は小中学生向けの環境教育教材として、全国の小中学校等に配布している小冊子。これまでは子どもたちから募ったイラストや職業体験型テーマパーク・キッザニアのキャラクターを使っていたが、環境省によると「ここまで著名なマンガを用いるのは初めて」だという。

 同冊子は12月中を目処に各学校へ配布。一般の購入も可能(税込160円 振込手数料・送料別)。また、環境省のWebサイトでも閲覧することができる。

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