今年世相を反映した“創作四字熟語”、「愛煙棄縁」「一指操電」など

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今年も秀作揃いの創作四字熟語 

■優秀作品 10編 一覧

 従来の四字熟語をもじったりオリジナルの言葉を創作し、今年1年の出来事を漢字四文字で振り返る『創作四字熟語』を、今年も住友生命保険相互会社が9日発表した。優秀作10編には、大幅なタバコの増税がもたらした喫煙家達の悲哀をもじった【愛煙棄縁(あいえんきえん)】や、大河ドラマから派生した“龍馬ブーム”を象徴する【土佐人気(とさにんき)】など、今年世間から大きな注目を集めた出来事を表現。また、指一本で簡単操作ができるスマートフォン携帯を表した【一指操電(いっしそうでん)】や映画、テレビで話題を呼んだ3D映像を扱った【三見立体(さんみりったい)】など、今年の世相を的確に表現したセンス溢れる優勝作10編と、このほか入選作40編が決定した。

 今回選ばれた優秀作は、社会問題をテーマにしたものが多い。宮崎県の農業に多大な被害をもたらした口蹄問題を扱った【諸牛無情(しょぎゅうむじょう)】や、高齢者所在不明が相次ぎ、戸籍上では江戸時代生まれの人の生存まであった【戸籍騒然(こせきそうぜん)】など。また、「都内のいたるところで、スカイツリーを見上げる姿が見られた」という理由から【全人見塔(ぜんじんみとう)】も登場。入選作のなかには、日本中が無事帰還を待ち望んだ小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還の瞬間を喜ぶ【探査帰嬉(たんさきき)】と、思わず顔がほころぶ名熟語もあった。

 このほか、入選作品のなかには普段の生活に密着した“食”についてもちらほら。桃屋のヒット商品から端を発した“食べるラー油”ブームの【辛辣万食(しんらーばんしょく)】や、野菜の物価高騰を嘆いた【市場菜高(しじょうさいこう)】なども。また、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』に並ぶヒット作として世間から注目された、漫画家・水木しげるの人生を綴った朝の連ドラ『ゲゲゲの女房をもじって【妖妻賢母(ようさいけんぼ)】と言い得て妙な秀作も見受けられた。

 今回も審査員を務めた歌人・俵万智は「今年もまた、簡潔にして意味深な創作四字熟語が多数寄せられた」と投稿作品を振り返る。「『全人見塔(ぜんじんみとう)』のスカイツリーは、まさに前人未到の空への挑戦。古色蒼然ならぬ『戸籍騒然(こせきそうぜん)』、諸行無常な『諸牛無情(しょぎゅうむじょう)』。この3作品は、もとの四字熟語とのイメージのダブらせかたが秀逸だった」と、作者たちを絶賛している。

 今年で21回目を迎え、年末の恒例イベントになっている『創作四字熟語』。応募総数は7,528作品で、その中から文化・スポーツ、社会、政治、経済、国際情勢、流行・芸能など7ジャンルに分けて入選作品を選別。タバコの増税や、口蹄疫、夏の猛暑に高齢者所在不明問題など今年は「社会」をテーマにした作品が多く全体の32.6%を占める結果となった。

【調査機関】
募集期間:2010年10月1日〜11月3日
有効作品数:7,528作品
募集地域:全国
募集方法:ハガキ、既定の応募用紙、インターネット、携帯電話による応募。
審査員:俵万智(歌人)




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